⚾バッチコイ店主の独り言⚾

3月23、24日に練習のお手伝いをしている清明中学野球部が「第2回ふくしま浜通り中学野球交歓会」に参加するので応援に行ってきました。

こちらの大会は
①野球の競技力向上、県内外チームの親睦を深め、青少年の健全育成を目指す。
②剣道、女子野球、ソフトボール、バレーボールの大会も同時開催し、競技団体や種目の垣根を越えた交流とし、自他共栄の精神でスポーツの活性化を図る。
③震災から13年を迎え、体験ツアー等も盛り込み地域とスポーツが一体となった地域活性化（スポーツツーリズム）を通し、更なる復興と風評被害の払拭の一助となる事を目指したとても意義ある大会でした。

開会式では阿部慎之助読売巨人軍監督のビデオメッセージがあり、太鼓や踊りの郷土芸能披露にフラガール甲子園によるフラダンス等とても盛大で且つあたたかい歓迎式典でした。

試合は福島県内と東北、関東から50チームが参加し、二日間で3試合経験させていただきました。試合内容はまだまだ力不足で相手チームにご迷惑をおかけいたしました。ただ、試合中にアドバイザーで参加されている水上善雄さん（元ロッテ）や秦真司さん（元ヤクルト）らがベンチでご指導していただけるサプライズタイムがあったりして、本当に至れり尽くせりの素晴らしい大会でした。

試合後、震災研修に双葉町の「東日本大震災•原子力災害伝承館」と「震災遺構•浪江町立請戸小学校」を見学しました。
大敗と長旅の疲れで集中力に欠ける見学になると想像していましたが、元旦から能登半島地震の大きな揺れと津波に襲われるかもしれない恐怖を経験した子供達は、「僕たちの学校もこうなっていたかもしれん。」と我が事として真剣に説明に聞き入っていました。

東日本大震災の応援支援を機に黒部市役所から双葉町役場に転職された野球部OBの宮津先輩や、後輩たちが心配で卒業式を終えたばかりの田尻君もひとり旅でサプライズ応援に駆けつけてくださいました。

2011年の10月に黒部市へ、いわき平第一中学校さんをお招きし東日本大震災復興支援大会を開催してからのご縁で今回の参加が実現しました。今回帯同してくれたOBの河原コーチと教員となって大会実行委員会で活躍されていた相沢先生の当時のキャプテン同士の13年ぶりの再会もあり、野球を通したご縁にあふれ、貴重な体験もできた素晴らしい大会に参加させていただきました。
ありがとうございました。

子供達の明るい未来を見守るような絶景の磐梯山に感動しながら無事帰途につきました。

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